集中治療・救急医学 _ 集中治療
日本版 重症患者の栄養療法ガイドラインの謎!?
[ 集中治療 ]
B5 判・160 頁・定価(本体 2,300 円+税) 2021 年 4 月 発売
ISBN: 978-4-88003-937-4
「この症例は,ガイドライン通りでよいのか?」重症患者の集中治療,NST ディレクターを経験した あの集中治療医が謎を解く!
日本集中治療医学会「日本版 重症患者の栄養療法ガイドライン総論2016&病態別2017 ダイジェスト版」収載の「第2章 栄養管理の実際:成人」のクリニカルクエスチョンとアンサーに対し,実臨床における疑問点と解決策をプレゼンテーション.この一冊でモヤモヤ感が一挙に解消!?
〔主な目次〕
本書の使い方と注意点
A 栄養療法の開始
A-1 栄養管理の必要性
A-2 栄養状態の評価
A-3 栄養投与ルート
A-4 エネルギー消費量とエネルギー投与量
A-5 蛋白投与量
B 経腸栄養
B-1 経腸栄養の開始時期
B-2 不安定な循環動態
B-3 栄養チューブの留置位置の選択と経十二指腸チューブの挿入法
B-4 経腸栄養の目標投与エネルギー量
C 静脈栄養
C-1 静脈栄養の適応
C-2 静脈栄養の開始時期
C-3 静脈栄養の目標エネルギー投与量
C-4 静脈栄養の組成
C-5 ビタミン,微量元素,セレン,refeeding syndrome
C-6 静脈栄養時の投与ルート(中心静脈,末梢静脈)
D 経腸栄養耐性の評価
D-1 腸管蠕動の確認
D-2 経腸栄養耐性の評価方法
D-3 経腸栄養投与量の増量の方法
D-4 経腸栄養と誤嚥
D-5 下痢の発生時の対応
E 特殊栄養素
E 免疫栄養
E-1 アルギニン
E-2 グルタミン
E-3 n-3 系多価不飽和脂肪酸
E-4 食物繊維(可溶性と不溶性)
E-5 半消化態栄養剤と消化態栄養剤(ペプチド型栄養剤)
F 補足的治療
F-1 選択的消化管除菌(selective digestive decontamination:SDD)
および選択的口腔内除菌(selective oral decontamination:SOD)殺菌
F-2 プレ/プロ/シンバイオティックス
F-3 抗潰瘍薬
F-4 分枝鎖アミノ酸(branched chain amino acids:BCAA)
F-5 高脂肪/低炭水化物(high fat& low CHO)栄養剤
F-6 脂肪乳剤
F-7 東洋医学的アプローチ
G 血糖管理
G-1 血糖目標値
G-2 血糖コントロール
H 経腸栄養療法中の患者管理
H-1 胃管の位置確認
H-2 胃内残量の管理
H-3 経腸栄養投与中の体位
H-4 経腸栄養の間欠投与と持続投与
H-5 経腸栄養投与の開放式システムと閉鎖式システム
H-6 便失禁管理システム
H-7 栄養チューブの口径と誤嚥
H-8 胃瘻の適応
I 静脈栄養療法中の患者管理
I-1 中心静脈カテーテル挿入時の感染防御
I-2 中心静脈カテーテルの留置部位の選択
I-3 静脈カテーテルの交換
Supplement 札幌医科大学附属病院 ICU の栄養療法
・札幌医大 ICU における経腸栄養戦略
・腸管蠕動改善薬・下剤
・六君子湯か,経空腸投与か
・排便コントロール基準
・経腸栄養剤の選択
あとがき
索 引
著者プロフィール
書籍の出版事業譲渡のお知らせ
このたび真興交易株式会社医書出版部の一部書籍の出版事業は、令和 5年5月1日をもちまして、株式会社シービーアールに譲渡いたしました。
長年にわたり賜りましたご愛顧、ご厚情に対しまして、誠にありがたく心より御礼申し上げます。
同事業部門従業員一同、新たな体制で皆様のご要望にお応えしていく所存で ございますので、なにとぞ倍旧のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
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